【 XILINX ISE 14.7 のインストールについて 】

2023,5,10 インストール方法が変わりました !!!

従来のインストール法で動作している ISE14.7 が、当方に 3台ありました。下記の通りです。
1. Windows10 32bit ディスクトップ(Core i5)
2. Windpws10 64bit ディスクトップ(Core i5)
3. Windows11 Pro Note (Core i7)
この内、1.以外は動かなくなりました。つまり、OS_32bit のものは動作しているが 64bit では起動しなくなったのです。OS_64bit で ISE14.7 を最後に稼働させてから、一年以上、使っていませんでしたが久しぶりに使用しようと起動しましたが、まったく起動そのものができなくなっていました。

これは困ったものだと WEB で検索しましたところ、同じような方がおられて、投稿を見つけました。
(1) 【回路設計ヒント】Microsoft Windows 10 でのiMPACT書き込み
(2) Windows 10 用 ISE Design Suite – 14.7 をインストール
どちらの方もWindows11でも使ってあるようです。下の方のリンクは、上の方のリンクを参考にインストールされています。ただし、古いパソコンでもインストールすることができるように、追加の解説があります。いずれにしても、「仮想マシン上にISEをインストールして使用する」というやりかたで、そのための ISE14.7 のインストーラも「Xilinx_ISE_14.7_Win10_14.7_VM_0213_1.zip」という名称で出ているようです。つまり、Windows10 64bit, Womdpws11 で、ISE14.7 が動作しないような仕様に変わったので、仮想マシン上で稼働させる、新しいやり方のインストーラが提供されたのだと思います。

OS_64bit のパソコンを (2) のリンクを参考にして、 ISE14.7 を動作させることができました。この記事をアップして戴いた御二方に感謝申し上げます、誠にありがとうございました。Windows10 64bit でも Windows11 でも、 ISE14.7 を稼働し、iMPACT で書き込みもできるようになりました。

注意点として、仮想マシン上で稼働させると、ISE14.7 や iMPACT からは、ISE14.7 をインストールする時に指定したフォルダのファイルしか見えません。従来、プロジェクトはパソコン内のどこにでも置け、プロジェクトの「*.xise」をダブルクリックすれば、そのプロジェクトが立ち上がりました。しかし、今後は、そのようにはできません。
 ISE14.7 のインストール時に「Select Destination Directry」タブ内の「Select the directory to share with VM」で指定したフォルダ内のファイルしか見えません。これをリンク(1) の中では、「C:\hogemoge」と書いてあります。私は「C:\X_ISE_VM」といたしました。その上で、これまで制作してきたプロジェクトをフォルダ込み、このフォルダに移動すると良いと思います。そうすれば、ISE14.7 や iMPACT から、それらの全てのファイルが見えるようになります。

追加情報
Windows11 Pro が、アップデートされた時に、Oracle VM VirtualBox は起動できるのですが、ISE_14.7_VIRTUAL_MACHINE が起動できなくなりました。エラーメッセージは・・・
仮想マシン"ISE_14.7_VIRTUAL_MACHINE"のセッションを開けませんでした。
Interface ('VirtualBox Host-Only Ethernet Adapter') is not a Host-Only Adapter interface (VERR_INTERNAL_ERROR).
終了コード : E_FAIL (0x80004005)
・・・というものです。詳しい理由はわからないのですが、
次の設定で、起動できるようになりました
つまり、Oracle_VM VirtualBox マネージャの設定から「ネットワーク」を選択して、「ネットワークアダプタの有効化」の「割り当て」 が「ホストオンリーアダプタ」となっているのをドロップダウンリストから「ブリッジアダプタ」に変更しました。これで起動できました
。下図の通りです。



以下の図は、動作画面です。

          仮想マシン上での ISE14.7 の 稼働状況


          仮想マシン上での iMPACT の稼働状況

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